ヘアケアのお話②
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高松市の美容室【Bianca】ビアンカ
オーナースタイリスト堀川宏崇です。
本日のテーマはフケについてです。
フケとは新陳代謝によって古くなった細胞・角質が剥がれ落ちたもので誰にでも発生します。
細胞が生まれてからはがれ落ちるまで、その繰り返しをターンオーバと言い、
ひとサイクルは通常約1か月かかります。
このサイクルが速くなると、フケが目立ってきます。
フケ症とは、フケの量が増えて目立つ状態を言い、再発しやすく、かゆみを伴います。
フケ症を放っておくと、爪でかいたりして頭皮を傷付け、一層悪化させてしまい、
場合によっては頭皮の炎症や脱毛の原因にもなりかねません。
フケにはパラパラ落ちる乾燥のフケと、頭皮に付着するベタベタした湿性のフケとがあります。
乾燥のフケは、過度の洗髪等を原因とする、頭皮の乾燥によって発生します。
一方、湿性のフケは頭皮の皮脂分泌が多い人に見られます。またフケの発生には、
皮膚の常在真菌が深く関わっており、フケ症の人の頭皮に多く存在しています。
フケ症になる原因として、洗髪の仕方や回数、食生活、ストレス、外界からの刺激等が挙げられます。
頭皮の表面の汚れは、日々のシャンプーで洗浄できますが、毛穴に強固に付着した皮脂は、
シャンプーでは容易に洗浄することはできません。
頭皮の清潔さを保つためには、皮脂と親和性を持つ専用のクレンジング剤を用いて、
時々サロン等でディープクレンジングを行うことが理想です。